急性心筋梗塞6日目
今日も寒い。
熱があると面会できないので、
とにかく自分の健康にも気をつけないといけない。
コロナについても、
以前はたいして気にもしていなかったが、
夫は基礎疾患持ちになったので、
かなり気にするようになった。
今日は本当はフラのレッスンの最終日だったのだが、
泣く泣くレッスンを休んだ。
本日の夫
今日は夫婦で栄養指導を受けた。
夫の体は今後塩分に気を使わねばならない。
1日6グラムだ。
夫の体は気を使わねばならないが、
夫は気を使わないだろうから、
私が気を使わなければならない。
1日3食、これから食事を作る私。
会社に行くようになったらお弁当も作らねばならない。
ちょっと気が沈む。深く深く気が沈む。。。
そして、夫は仕事のメールの返信を精力的にこなす。
病室では携帯をいじれないので、
面談室という部屋で作業中。
大きな窓があり、
三ツ沢公園の見事な桜を眺めることが出来る部屋。
だから、寒い。
「寒いから病室に戻ろう」と言っても、
あとコレだけは返信しなければならないと言い、
寒い面談室を離れようとしない。
仕方がないから私のダウンを膝にかけてあげた。
途中、看護師さんが来たので、
なんか言ってやってくださいよ~と頼んだが、
どの患者も言うことは聞かないようだ。
栄養士さんの話によると、
心筋梗塞で倒れたにもかかわらず、
薬を飲むのをやめたり、
通院をやめたりする人がけっこういるそうだ。
たしかに、薬代はけっこうかかるし、
定期健診は1日がかり。
調子良ければやめてしまおうって思うかもしれない。
しかし、その方々は2回目の発作、
開胸手術、ペースメーカー、心臓移植の道に進むのだろう。
薬を飲んでいたって、悪くなる人はいるのだから。
命の問題以前に、治療にお金がかかるんだから、
夫には守るべきことは守っていただきたいものだ。
聖マリアンナ大学 米山喜平先生のYouTubeはとても勉強になってわかりやすい。