鹿児島ライフの始まり
鹿児島に来て3週間。
荷物が片付き、オーダーしたカーテンも取り付けた。
引越し屋さんが割ってしまったダイニングテーブルのガラスも新しくなった。
ガラスの縁の処理がちょっと気にくわなかったけれど、
ゴタゴタは面倒なのでヨシとした。
そうして次にやって来たのは「孤独」。
ふと気づくとひとりぼっちの私がいた。
これはどこへ越しても最初に感じることだが、
毎回私にとっては耐えられないほどの苦しさだ。
とりあえず、近所のジムに入会することから始めた。
横浜にいた時に入っていたジム「インスパ」は
横浜港を見渡せる絶好のロケーションで温泉やレストランがあった。
他と比べると月会費はちょっと高いらしいが、
そこでは友人も出来たし、みなさん顔見知りになり楽しかった。
そんなインスパと近いレベルのジムが霧島市にもあった。
バブル時に出来た施設のようでいくつかのスタジオと、
プールやテニスコートがある。
残念ながらレストランはなく見える景色は山ばかり。
しかし、この土地でこれだけの施設を持つジムは珍しいし、
スタジオプログラムもインスパ以上に多彩だ。
残念なことにフラは週に1回しかない。
私が講師になってもっとクラスを増やしたい。
とりあえず、入会前のお試しでレッスンを受けた。
コロナの影響もあり参加人数は少なかったが、
参加している皆さんは良い人ばかり。
レッスン後にはオススメの温泉など教えてもらった。
ジムには大浴場があるのに、
レッスン後に各自のお気に入りの温泉へ直行するそうだ。
そこで聞いた温泉へ翌日行ってみた。
国分温泉、美人の湯。
さらに美人になれるだろうか。
手作り感満載。
コロナ対策もビニールシートでばっちり。
ミストサウナや遠赤サウナもあるのだが、
衛生面で都会っ子にはムムム、、、な雰囲気だったので
大浴場や電気風呂だけ楽しませていただいた。
温泉では私の心は癒されなかったので、
近くのカフェで一休み。
コーヒーソフトが洗練された大人の味で美味しかった。
南国といえばブーゲンビリアを期待していたのだが、
近所ではほとんど見ることがない。
このカフェはちょっと通い詰めるかも。
こんな感じで、
心筋梗塞で瀕死の状態に陥った夫は仕事へ行き、
健康な私はノンビリまったりと鹿児島での生活を始めたのである。
刺激が欲しい。
安全な刺激が、、、もう病気はいらない。