急性心筋梗塞８日目

朝とどいたLINE

そんなに早く社会復帰しても大丈夫なの？

手術直後に、出頭医から「大変重篤な状況です」と言われた。

それからというもの、私の心臓も動悸が続き、

過呼吸になり息苦しい日々を送っている。

夜は病院から急変したと連絡があるかもしれないと思い、

普通の洋服で寝ていた。

体重は３キロも落ちた。

心筋梗塞ダイエット、大成功である。

うちの夫はとにかく楽天的で、

何でも自分のいいように判断する。

人の顔色を窺ったり、空気を読むことはしない。

今回もきっとお医者様の話をねじまげて、

自分のいいように考えているに違いない。

もう、自分で確認するしかない。

午後から病院へ面会に行き、

ナースステーションで看護士さんに担当医にお会いしたい旨伝えた。

しばらく病室で待っていると担当医が来て下さった。

太い血管の根元がふさがり完全に血流が止まっていたので、

当初は重篤と判断されていたらしい。

しかし、検査を続けるうちに、

小さな血管が頑張ってくれたらしく、

予想より心臓が痛んでいなかったらしい。

救われた！！！！

しかし、まったく以前と同じというわけではないので、

少しずつ心臓リハビリをして、

食事管理をきちんとしなければならない。

お水の制限はなかなか難しいので、

日々体重管理をきちんとして急な増加に注意をはらうことが必要だ。

「退院後は１週間は自宅療養は必要ですよね」と先生に伺うと、

「う～ん、そうですね」という事なので、

退院後は無理やりでも家で静養してもらうことにした。

転勤も行った先で定期的にチェックを受ければ大丈夫だそうだ。

夢のようである。

「後遺症なく社会復帰できますように」

ひたすらこれを祈って来た１週間。

このまま順調に回復してほしい。

嬉しかったせいか、

８日目の写真を撮り忘れてしまった。。